プロジェクト・ヴィーノ
Ken & Moriアート展
2024
2024年秋も、あいち健康の森をアート色に染めます。
概要
会期: 2024年 9月28日(土)pm〜11月10日(日)am
会場: 以下の「ウェルネスバレーめぐり」対象施設
・あいち健康の森公園 管理棟、交流センター
・あいち健康の森 薬草園
・あいち健康プラザ アトリウム西玄関、休憩スペース
・健康木の住まい ウッド・ビレッジ
・JAあぐりタウン げんきの郷 総合案内所
・住宅型有料老人ホーム さわやかの丘
連携:
ウェルネスバレー推進協議会 交流・にぎわいWG主催
第18回ウェルネスバレーめぐり
作品リスト
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<凡例>
展示会場
作者 「作品名」
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あいち健康の森公園 管理棟
林 正実「チェスボードと駒」
あいち健康の森公園 交流センター
井土 弘美「あいちのブナ」
お祝かき希望世・林 正実「マイプラン週めくりカレンダー 2023」
家田 宏「間伐材でつくる未来 ! 都市と山間を結ぶ絆づくり」
あいち健康の森 薬草園
お祝かき希望世「たびあっちゅん」
〃 「あこーくろーの森」
〃 「ちちぬゆ (月の夜)」
あいち健康プラザ アトリウム西玄関
笑顔のパレット「無題」
たかし「自画像」
お祝かき希望世「花猫」シリーズ
あいち健康プラザ 休憩スペース
たかし「おとうさん」
だいごロー「finger5」
笑顔のパレット「無題」
早川 幹根「これが俺のいきかた」
〃 「いきてる」
〃 「俺の世界」
林 正実「Magic Square 47*47 渦巻」
〃 「Magic Square 47*47 紅傘」
〃 「Magic Square 47*47 ぞうさん」
〃 「Magic Square 47*47 蜘蛛之巣」
〃 「Magic Square 47*47 碧傘」
健康木の住まい ウッド・ビレッジ
今井 宏「建築模型」シリーズ
〃 「木製アーチと建築パース」
〃 「森邸新築工事」
JAあぐりタウン げんきの郷 総合案内所
長屋 義道「僕らのくらし」
住宅型有料老人ホーム さわやかの丘
成田 郷子「風のムーブメントL」
プロジェクト・ヴィーノ
Ken & Moriアート展
2023
2023年秋、あいち健康の森をアート色に染めます。
本イベントは終了しました。
お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
概要
全体
会期: 2023年10月8日(日)〜11月19日(日)
会場: あいち健康の森公園、あいち健康プラザ、げんきの郷、あいち健康の森薬草園、ウッドビレッジほか
集中展示期間
会期: 2023年10月15日(日)〜21日(土)
会場: あいち健康の森公園 交流センター
連携イベント
ウェルネスバレー推進協議会 交流・にぎわいWG主催
第17回ウェルネスバレーめぐり
作品リスト
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<凡例>
展示会場
作者 「作品名」 展示期間
※「*」を付した作品は、本ページ下に解説を掲載しています。
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あいち健康の森公園 交流センター
お祝かき希望世「三十九周二百七十三天」10/15〜11/19
<集中展示期間> 10/15〜21
あいば まさやす 「昭和のクルマ」(ペーパークラフト)
*井上 珠未「たれそ こまどり ころせしか」
*井上 珠未「きれいはきたない きたないはきれい」
*井上 珠未「かそけき」
*井上 珠未「いのち現しく然真ならめ」
近藤 涼子「お菓子を手作りする日々」(写真集)
成田 郷子「海中散歩」& 子どもたちによる紙細工
*林 正実「magic square 23×23」シリーズ
あいち健康プラザ (アトリウム西玄関付近)
nori_sprayart「森美緑龍」10/8〜11/19
nori_sprayart「神国照龍」10/8〜11/19
nori_sprayart「飛瀧白龍」10/8〜11/19
nori_sprayart「黄金鳳凰」10/8〜11/19
nori_sprayart「神宿りし国 日本」10/8〜11/19
nori_sprayart「星屑の調べ」10/8〜11/19
nori_sprayart「幸来金龍」10/8〜11/19
nori_sprayart「青い鳥 喜び」10/8〜11/19
nori_sprayart「with hope」10/8〜11/19
nori_sprayart「FREEDOM」10/8〜11/19
nori_sprayart「Wish Upon a Star」10/8〜11/19
お祝かき希望世「桃園のティンバウ (宮古島のこどばで虹)」10/8〜11/19
げんきの郷 すくすくヶ丘
*長屋 義道「月を眺めるトーロロ姫」10/8〜11/19
げんきの郷 総合受付
*クラウンチョク「人形」「はな」11/7〜
げんきの郷 めぐみの湯
*家田 宏「獲物を狙う猫」10/8〜11/19
*家田 宏「猫を抱えて座っていたおばあさんの椅子」10/8〜11/19
*家田 宏「猫のパズル」10/8〜11/19
家田 宏「イラストバッチ」10/8〜11/19
あいち健康の森薬草園 (エントランス)
*お祝かき希望世「ワカナチ(若夏)の香」 10/8〜11/19
*お祝かき希望世「たびあっちゅん(旅人)」 10/8〜11/19
お祝かき希望世「ゆいがじまーるの御庭(うなー)」 10/8〜11/19
ウッドビレッジ (事務所)
*井土 弘美「秋の森にて ー精霊たちの作品展ー」10/8〜11/19
今井 宏「木製アーチと建築パース」10/8〜11/19
作品解説
※作者の五十音順に掲載。
家田 宏 / IEDA Hiroshi
「獲物を狙う猫」
「猫を抱えて座っていたおばあさんの椅子」
「猫のパズル」
メモ:
舞台セットとして「猫の素朴な日常」を題材に造形。
ウッドビレッジ木工作業場をお借りして住宅などの木端材を活用しています。
木に親しんで頂ければ幸いです。
材料:
椅子: ケヤキにオスモワックス
台座: スギ・シナ合板にクリアニス
木: シナ合板に艶消しニス
井土 弘美 / IZUCHI Hiromi
「秋の森にて ー精霊たちの作品展ー」
森の中には、自然がつくり出した素晴らしい造形があふれています。
長い時の流れを感じる重厚な原生林、季節の移ろいの中で美しく染まる木の葉。時として、空や光によってそれらがいっそう輝く瞬間もあって、神々しいと感じる風景に出会えることがあります。
今回展示させていただいた写真は、そうした自然が作り出した作品を、カメラを通して媒介したに過ぎません。それもほとんどは、スマートフォンで撮影したものです。
そうした思いから、タイトルを「精霊たちの作品展」といたしました。 これらの写真を通して、森や樹々の美しさを一緒に感じていただければうれしいです。
最後に、日本唯一の木造住宅専門展示場「ウッドビレッジ」にて、展示の機会をいただいたことに、大変感謝しております。「健康木の住まい」をテーマに、国産の木材で家を建てることで、日本の自然を活かし守る。ここは、そうした理念のある展示場です。
井上 珠未 / INOUE Tamami
「たれそ こまどり ころせしか」
戦争について、キリストのイバラの冠の棘を抜こうとしてキリストの血が胸にかかって模様になったと言われるコマドリ。
そのこまどり、神の小鳥を殺したのはだれ?
子どもは皆、未来からの預かり子。
子どもを戦争に巻き込むのはいつも大人。
タイトルは、マザーグースを竹久夢二が和訳した時のものから引用。
「きれいはきたない きたないはきれい」
作品所感
時代や立場が照らす光で、善悪は簡単に反転してしまう。
近づくと、ベールの様な薄い部分が、片腕を垂らし前屈している人のシルエットとして浮かび上がったり。
骨や内臓が見えてきたり、植物と鉱物と人が混ざり合っていたりと
遠目に見える全体的の印象を裏切るように。
制作所感
2017年くらいから、爬虫類や両生類の生態と環境の関係ついて関心が向いてきて、2017年は沖縄木のぼりトカゲを着想に制作しました。
2018年は、アカハライモリについて、絶滅危惧種で、個体数が減ってきていたのですが、再生医療研究で注目され、25年前から研究している機関が主体となって保護育成をして元気個体数が増えてきているそうです。
因みにアカハライモリの寿命は、25年もあるそうです。
研究施設のイモリだったら、どんなガンでも切除でも再生しちゃう。なんども何年も…ずっと。
病気や怪我で、再生医療をまっている家族だったら…。
毎日、お世話する研究施設の学生だったら…。
研究施設の外で保護育成されるアカハライモリは?種の存続として個体数が増える事は…。
医療や家畜における人と生き物の関係
今、答えが出なくても忘れては、いけない事。
他の生命に許され続けてきた
私たちに出来ること
人の業の贖い方
タイトル資料
タイトル出典は、シェイクスピアの四大悲劇のうちの一つにも数えられる戯曲である『マクベス』(Macbeth)において語られている「きれいは汚い、汚いはきれい」という台詞については、
この言葉の英語の原文である
Fair is foul, and foul is fair.(フェア・イズ・ファゥル、ファゥル・イズ・フェア)
という言葉に用いられているfair(フェア)とfoul (ファゥル)という単語が、それぞれ文脈に応じて様々な意味を表す単語として用いられる多義的な言葉であることから、上記の英語の原文に対する日本語の訳語についても、「きれいは汚い、汚いはきれい」という一般的な訳し方のほかに、「良いことは悪いこと、悪いことは良いこと」といった訳し方なども可能であると考えられることになります。
反転する価値や評価イメージを長いタイトルを平仮名で区切りなく表記する事で、タイトルが視覚的にも、ぐるぐる反転しているみたいにしました。
「かそけき」
「かそけき」は幽けきともかきますが、幽かな微かな事を現す古語です。どれ位、幽かな事かをお伝えするのに丁度良い俳句があります。
霧氷散る 音のかそけき 深山かな
(むひょうちる おとのかそけき みやまかな)
下田四大 (現代俳人)
人の可能性や才能と言うのは、結果が出た時には感じやすいものですが、結果がでるずっとずっと前に、その人の中にもともとあり、ひっそりと育っていくものだと思うのです。
そうした微かな兆しや片鱗が、見えなくてもいつも其処に有るのだと、いつも忘れないようにしたい。
タイトル資料
幽かであること。微妙で、淡い調子。「幽し」(かそけし)の連体形。
幽けき
読み方:かそけき
別表記:幽き
今にも消えてしまいそうなほど、薄い、淡い、あるいは仄かな様子を表す語。古語「幽けし」の連体形であり、現代でも雅な表現として用いられることがある。
作品所感
人が体現する可能性という事で、身体のパーツの分解形態から、すーっと人知れず芽生えていくように作りました。
「いのち現(うつ)しく然真(しかまさ)ならめ」
いのちは、そのままで、真理そのもの
ある日冷蔵庫の野菜室で、サツマイモが芽を出しているのを見つけた。
サツマイモのあるがままの姿に物凄く励まされた。
人から見れば野菜であるサツマイモは、何処にいても、植物としてその命を全うしていてとても美しかった。
お祝かき希望世 / Oekaki Kimiyo
「ワカナチ(若夏)の香」
八重山の西表島は
マングローブの林が広がります。
梅雨明け頃
サガリバナが
一夜限り良い香を放ち
咲きます。
「たびあっちゅん(旅人)」
サンニン(月桃)の花咲く
茂みの向こう
道先案内するかのような
ヤギ
クラウンチョク / Clown CHOKU
「人形」「花」(バルーンアート)
この作品は、11月4日〜5日に開催されたバイオリン/フィドル音楽の休日2023の「SUZUKI Violin Special Band」の演奏をバックにしたパフォーマンスで制作された作品です。曲はJ. S. バッハのメヌエット1番、2番、3番。バイオリンの練習曲として有名な小品を鈴木姉妹が演奏してくれました。
近藤 涼子 / KONDO Ryoko
「お菓子を手作りする日々」(写真集)
植物性の材料を使ったお菓子を現在は【Rcafe】として日々作っています。VEGAN スイーツは人それぞれ考え方がありますが、身体に負担が少なく心の栄養になるよう一般の方にも食べやすいように工夫しています。
写真集はフードスタイリングをしながら数年かけて撮りためたお菓子たちです。
是非ご覧下さい。
長屋 義道 / NAGAYA Yoshimichi
「月を眺めるトーロロ姫」
アイヌの女性、知里幸恵が編纂・翻訳し、1923年に発行された『アイヌ神謡集』に収載された「蛙が自らを歌った謡「トーロロ ハンロク ハンロク!(Terkepi yaieyukar, "Tororo hanrok hanrok !")」に登場するカエルをイメージした陶彫作品。
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昭和30年代はバラックが残り、雑然とした商店街がとても元気であった。冷蔵庫もないので、姫は母親とおばさんたちと毎日商店街に出かけた。魚屋のおじいさんは、手一杯じゃこをくれた。
でこぼこした家路を急ぐころ、あかね色に染まる空が広がっていた。いたずらな姫も夕日を眺めながら「トーロロ ハンロク、トーロロ ハンロク」と歌っていた。
林 正実 / HAYASHI Masami
「magic square 23×23」シリーズ
魔方陣(magic square)は、「n×n 個の正方形の方陣に数字を配置し、縦・横・対角線のいずれの列についても、その列の数字の合計が同じになるもの」であり、古くから「魔法や神話的な意味を獲得し、芸術作品の象徴として様々な場所で用いられてきた」。(Wikipediaより)
- PCのソフトウェア上で23×23の魔方陣を作り、そのデータを元に各種のグラフを描き、パラメータをあれこれいじくり回しているうちにアーラ不思議!! 思いがけず面白い画像が出現。陶芸の世界でいう「窯変」みたいな感じ。私とPC、ソフトウェアの共同制作と言えるかもしれません。